長岡市で雨どいの交換！屋根の雨どいの選び方をご紹介

形状

半円型

円柱を縦半分に割り、横向きに設置するタイプです。一般的な形状で、多くの住宅で用いられています。雨どいの形状の中でも比較的価格が安く、メンテナンス性にも優れているので、形にこだわりがなく費用を安く抑えたいというときは半円型がおすすめです。

角型

四角形の雨どいを角型と呼びます。半円型と比較すると処理できる雨水の量が多いため、水が1箇所に集まりやすい片流れ屋根におすすめです。また、短時間で集中して雨が降りやすい地域にも向いています。

特殊型

雨どいの上に屋根がついているものを特殊型と呼びます。夏場は雨を処理し、冬場は雪が積もっても破損しないように、滑り落ちるような形状になっているのが特徴です。
積雪が多い地域は、雪の重さで雨どいが破損するケースが少なくありません。また、雪下ろしによって雨どいに過度な負荷がかかり、破損するリスクも高いです。特殊型の雨どいなら、こういったリスクを避けることができます。特に積雪の多い地域には特殊型の雨どいがおすすめですが、通常の雨どいよりも高額になることが多いです。

材質

塩化ビニル樹脂

塩ビと呼ばれており、安価でメンテナンス性にも優れているため、雨どいで最も多く使われている素材がこの塩化ビニル樹脂になります。

ガルバリウム鋼板

錆びにくく耐久性も高い金属素材です。金属素材の中では最も使用頻度が高いでしょう。

銅

住宅ではあまり使用されません。年数が経つにつれて深みのある色合いに変化することから、主に神社やお寺の雨どいに使われています。耐久性が高くデザイン性にも優れているため、見た目にこだわりたい場合におすすめです。

ステンレス

雨による錆びが発生しにくく、接合部が目立たない点がメリットです。金属素材の中でも高額の材質ですが、アルミニウムよりは安価になります。機能性の高い素材を使いたいが、費用はできるだけ抑えたいというときに検討しましょう。

集水器

集水器とは、軒どいから雨水が流入して水が集まる部分です。ゴミや落ち葉が流されてきて溜まりやすいので、穴を塞いでしまう場合があります。詰まったままにしておくと雨水が溢れ出るため、定期的に掃除が必要です。

軒どい

軒どいとは、屋根の周りをぐるりと囲むようにつけられている樋（とい）のことです。勾配がつけられており、雨水が集水器に向かって流れていくようにつけられています。しかしゴミや落ち葉が詰まると、流れていくはずの雨水を止めてしまうことがあります。
排水機能が低下して劣化の原因になるため、詰まっているゴミや落ち葉は取り除かなくてはいけません。