外壁リフォームをお考えの方へ！外壁材を選ぶ際の3つのポイント

外壁材は、選ぶ色によって仕上がりの印象が全く異なります。鮮やかな色は華やかに見え、淡い色は爽やかな印象を与えてくれます。景観に馴染みやすい落ち着いた外壁材の色が選ばれやすく、中でも彩度の低い暖色系の色が人気です。

また、どんな建物にも比較的合わせやすい、白や黒、グレーの無彩色もおすすめです。全体的にスッキリとした印象となり、ナチュラルなインテリアにも良く合います。

外壁材の色や柄の組み合わせ次第で、建物の雰囲気を変えることが出来ます。オーソドックスな貼り分け方は、同じ外壁材を全面に貼る方法です。建物全体に統一感を持たせて、落ち着いた雰囲気に仕上げられます。

また、外壁材は一面に貼るだけでなく、上下や左右に貼り分けたり、部分的に貼り分けることができます。貼り分け方によって、重厚感や立体感のある雰囲気を演出することが可能です。

外壁材を2色以上使う時は、なるべく同じ色相から選ぶようにしましょう。同じ色相同士の配色にすることで統一感が出ます。もしも、外壁材に柄を取り入れたいとお考えの際は、シンプルなデザインのものにすると、組み合わせやすいのでおすすめです。

一般的に多く使用されている外壁材は、セメントや繊維質などを板状にした、窯業系サイディングと呼ばれるものです。8割程度の住宅で、窯業系サイディングが使用されています。

なるべくメンテナンスの少ない外壁材を利用したい方には、金属系サイディングがおすすめです。金属系サイディングは、アルミニウムやステンレスなどの鋼板が使用されています。長期間メンテナンスが不要であり、デザインも豊富ですので、金属系サイディングを使用している建物も増えてきています。耐凍害性にも優れているため、寒冷地で利用されることの多い外壁材です。

他にも、セメントや砂を混ぜたモルタルや、軽量気泡コンクリートなどの外壁材があります。いずれの外壁材も、色褪せやひび割れ、サビ、外壁から粉が出てくるなどの状態が見られる場合は、塗装の塗り直しなどの外壁リフォームを検討してみてください。